競艇の『出目買い』
少し前にどこかの記念で、125の組み合わせが多発した日がありました。
そのため後半数レースは125の組み合わせが軒並み人気したのを覚えています。
その日、早い段階でそこに着目した人は大きく勝てたんじゃないかなと思います。
これが
『出目買い』です。
舟足や選手の力量などの予想を無視して、その日の強い数字、組み合わせで買うことです。
またここまで露骨ではなくても、
「今日は6が絡むな」とか
「今日は2が死に目だな」ぐらいは意識する人は多いと思います。
私のギャンブルに対する考え方の基盤は麻雀ですので
『流れ』
というものを常に意識します。
なのでこの出目買いについては、肯定的な見方をしていますし、トンチンカンな予想をするぐらいならよっぽど勝率が上がるんじゃないかと思っています。
というのも
数字というものはバイオリズムを有していると思っているからです。
これはナンバーズの当選数字履歴を見てもらえれば分かると思います。理論上の確率を大幅に上回るように何日も同じ数字が出たり、似たような組み合わせが続いたりします。
簡潔に言うと、波長を持っているということです。
それと
出走表をつくる番組マンが意図して「今日は5号艇に強い選手を置こう」という日があるからです。そうすると当然、5号艇が舟券によく絡みます。
ただこの場合は、実際は数字なんか関係ないです。ただ単純に上手い選手が順当に着をとっているだけという話です。
以上の理由から偏った絡み方に着目して、舟券を購入するのはアリかなと思っています。きっとそこまで悪い結果にもならないでしょう。
ですが
『私はしません』
半信半疑の早い段階ならともかく
『自分が気づいたことは、大半の人も気づいている』
という考え方を持っているからです。
なので私は
『真逆』に行きます。
たとえばその125が売れた日、レースによっては125以外の目が自分の想定より実オッズが1.5倍ほど付いた時もありました。
当然ですが逆に125絡みは自分の想定より約半分ほどしか付きませんでした。
これは滅多にない分かりやすく美味しい状況ですので、完全に勝負レースと判断して125にはいっさい賭けず、他の目に予定の数倍〜数十倍の資金を張り続けました。
これは株と一緒で主流の逆を行くのがセオリーだと思っているからです。
配当というシステム上、主流には旨味が発生しづらいです。なので分かりやすいようにあえて逆と言いましたが、厳密に言うと「斜め上」の発想をするように心がけています。
つまり
出目買いについては肯定的ですが、
実際、気づいた時には大半がそれを反映したオッズになっているので、
自分にとって旨味のある方へ行くと、
結果として大半はその出目に逆らうことになる
というのが私の出目買いについての考えです。