『蒲郡G1』
現在開催中の蒲郡。
これについては一言だけ
『やらないほうがいい』
に尽きますね。
その一番の理由は
スタートが難しいんでしょうか、スタートで遅れる選手がとにかく多いため、レース予想が成立しません。スタートを遅れられちゃうと、展開以前の問題になってしまいます。
スタートでヘコむ選手がいた場合、レースそのものを壊してしまいます。しかも今回は2、3コースがよく遅れてるのでレース内容がまるっきり変わってきてしまってます。
これに関しては、曲がりなりにもプロとしてお金を稼いでるわけなんだから、せめてスタートぐらいは他の艇に遅れないでしっかり行かなきゃと私は思いますけどね。
こないだの芦屋よりメンバーは良い気がするんですが、芦屋よりレベルの低いレースが多い…っていうか多すぎます。
スタート遅れ頻発とか、ちょっと記念レベルのレースではない気がします。
あ、あと
いまのレースもそうでしたが井口のピットばなれは気をつけたほうがいいですね。ピットばなれっていうと最近は毒島がまず浮かびますが、井口もかなり多いですね。
外枠で内側に『怖そうな先輩』がいないときの毒島と井口のレースを購入することはオススメしません。
『予想』と『買い目』
事前にここで予想を発表することは出来ても、買い目を発表することは出来ません。
理由は、
予想と買い目はイコールではないからです。
ここで何度も出てきてますが
『想定オッズと実オッズの差』
が舟券を購入する一番の最優先事項ですので、買い目は直前まで決められません。
たとえば自分のなかで
このレース10回やって半分以上は1-2で決まると思うが、3回ぐらいは差しが決まって2-1になると予想したとします。
そこでオッズを見てみると1-2が2倍も付かないのに対して2-1が30倍だったらどっちを買いますか?って話です。
私はこの場面では2-1に旨味が発生していると判断し、迷わず2-1の方に賭けます。
この場合
予想本線は1-2ですが
買い目は2-1になります。
そのことから分かるとおり私の場合
『前日買いはありえません』
オッズによって買い目も購入額も変わってくるのが当然だと思います。
ですので、私は大体いつも締め切り1、2分前のギリギリで舟券を購入します。さすがに買い目はもう少し前に決めますが、購入額の問題です。
固そうだなと思っても、10倍を下回る配当だと、10倍切るほど固くはないと思えば少しひねりを加えたりしますし、逆にわりと固そうな一番人気で20倍近かったりすれば素直にそこへ大量購入を入れます。
要は
いつも『オッズと相談』なんですよね。
買い目についてはオッズと予想を複合させて結論を出しますが、購入額についてはオッズにかなり左右されます。
前日買いの均等買いでは絶対に勝ち続けることはできないと思っています。
『オープニングレース』の狙い目
大きいレース、特にSGですね。
その初日1R、いわゆるオープニングレースは
『1-2-3と1-3-2』
を買いましょう。
冒頭からいきなり大胆なことを言いましたが、これは私の買い方であり、本当はあまり教えたくない秘技です(笑)
SGのオープニングレースは1-2-3か1-3-2で決まることが多いです。
また配当の面でもまだみんな様子見の段階ですので、1桁配当にはまずならず、1-2-3でもだいたい15倍から20倍弱は付きます。
この目を買う理由もちゃんとあります。
やはり選手も一般戦はもちろん、記念と比べてもSGは別格と捉えています。そのオープニング、初っ端から大ゴケはしたくないという心理が働きます。とても大事なレースで、初戦から無理に攻めて、例えば選手責任の転覆でもしてしまったら、その時点でほぼ終戦です。
自分自身に置き換えてみてください。
何日も前からそのSGの為に体調管理や食事制限等の準備をしてきて、仲間や友人、家族から頑張れと見送られたのに、開始直後に終戦になるなんて恐ろしすぎますよね。
選手も同じです。
なかには
稀に勝ち気で、初っ端から無理にでも着を取りにくる性格の選手もいなくはありません。しかし、そんな選手はまずオープニングレースに組まれません。
番組マンもちゃんと考えた上で、番組を作っています。SGのオープニングレースは基本的にセオリー通りの選手で、変わった動きをする選手を配置しない傾向にあります。
だから内側決着、本命決着が多くなります。
ただ注意して欲しい点があります。
記念G1でこれは狙えません。
何故かというと
記念の場合、オープニングレースの1号艇は基本的に地元の若手(成長株)に走らせるからです。この若手にそこそこのイン信頼度があればいいのですが、信頼度も低いことが多く、さらにやはり若手であるが故に大舞台に舞い上がってしまいインで飛ぶなんてこともよく見受けられます。
この買い方は、出目買いとは違い、選手心理・人間の心理につけ込んだ買い方です。使えると思いますので、是非参考にしてみてください。
また、4号艇に信頼度や当日気配が高い選手がいる場合は1-2-4、1-4-2にシフトするなどそこは臨機応変で構いません。
オープニングレースから当てるとその後の展開もかなり楽になります。最初から取りにいきましょう。
競艇の『出目買い』
少し前にどこかの記念で、125の組み合わせが多発した日がありました。
そのため後半数レースは125の組み合わせが軒並み人気したのを覚えています。
その日、早い段階でそこに着目した人は大きく勝てたんじゃないかなと思います。
これが
『出目買い』です。
舟足や選手の力量などの予想を無視して、その日の強い数字、組み合わせで買うことです。
またここまで露骨ではなくても、
「今日は6が絡むな」とか
「今日は2が死に目だな」ぐらいは意識する人は多いと思います。
私のギャンブルに対する考え方の基盤は麻雀ですので
『流れ』
というものを常に意識します。
なのでこの出目買いについては、肯定的な見方をしていますし、トンチンカンな予想をするぐらいならよっぽど勝率が上がるんじゃないかと思っています。
というのも
数字というものはバイオリズムを有していると思っているからです。
これはナンバーズの当選数字履歴を見てもらえれば分かると思います。理論上の確率を大幅に上回るように何日も同じ数字が出たり、似たような組み合わせが続いたりします。
簡潔に言うと、波長を持っているということです。
それと
出走表をつくる番組マンが意図して「今日は5号艇に強い選手を置こう」という日があるからです。そうすると当然、5号艇が舟券によく絡みます。
ただこの場合は、実際は数字なんか関係ないです。ただ単純に上手い選手が順当に着をとっているだけという話です。
以上の理由から偏った絡み方に着目して、舟券を購入するのはアリかなと思っています。きっとそこまで悪い結果にもならないでしょう。
ですが
『私はしません』
半信半疑の早い段階ならともかく
『自分が気づいたことは、大半の人も気づいている』
という考え方を持っているからです。
なので私は
『真逆』に行きます。
たとえばその125が売れた日、レースによっては125以外の目が自分の想定より実オッズが1.5倍ほど付いた時もありました。
当然ですが逆に125絡みは自分の想定より約半分ほどしか付きませんでした。
これは滅多にない分かりやすく美味しい状況ですので、完全に勝負レースと判断して125にはいっさい賭けず、他の目に予定の数倍〜数十倍の資金を張り続けました。
これは株と一緒で主流の逆を行くのがセオリーだと思っているからです。
配当というシステム上、主流には旨味が発生しづらいです。なので分かりやすいようにあえて逆と言いましたが、厳密に言うと「斜め上」の発想をするように心がけています。
つまり
出目買いについては肯定的ですが、
実際、気づいた時には大半がそれを反映したオッズになっているので、
自分にとって旨味のある方へ行くと、
結果として大半はその出目に逆らうことになる
というのが私の出目買いについての考えです。
スロットの『立ち位置』
一番最初の『はじめに』で書いたようにスロットを20年近くやっています。
「やっていました」
ではなく
「やっています」
現在進行形です。
そこでも言ったようにスロット業界は完全なる下火傾向で、以前とはまるで別物とすら思っています。
でも私は現在進行形で、続けております。
たしかに行く回数は激減しました。
学生のときは可能な限りほぼ毎日行ってましたし、その後も2日に1回は平均して行っていたのが、最近では月に4、5回、それも仕事終わりの夕方からがいいとこです。
しかし、1度も行かなかったなんていう月はなく、継続してスロットは続けています。
競艇をやってるからこそスロットを続けているのだと思います。
なぜか
一番大きな理由として
競艇の良さを再確認できる
ここ最近はジャグラーの高設定っぽい台、もしくは高設定の可能性を否定されてない台を狙って打つのがお決まりですが、5万勝つのがとても難しいです。でも逆に1度もボーナスを引けないと1万が溶けるのはあっという間です。またある程度お金を入れてしまうと、取り返すのもかなり大変です。
コレが競艇では全て否定できます。
改めて競艇の良さを確認する作業というのが、私にとってスロットを続けている一番の理由です。
次に
金銭感覚を正常に戻す
私にとって、もうずっと金銭感覚はスロットとほぼイコールでした。競艇はそれより大きく勝つことも大きく負けることもありますし、逆に小さく勝負も出来ます。
競艇をやっていると、痺れるレースをしたくなる衝動がよくあります。大きな勝負をしたくなるんです。配当面や期待度からみて自分が納得できるレースなら全然いいのですが、ただただ高額張りを続けるのは、いい傾向ではありません。
そんな時は、一度スロットを打ち何万か勝つことの難しさを再確認するといったような『原点回帰』的な要素です。
そして最後に
競艇で疲れた脳を休める
競艇は脳をフル回転で予想をし、レースが始まれば全艇の動向、舟足をくまなくチェックするなどとても疲れます。
それに対してスロットは、だいたい目安となる数値のものに座れば後はただボーっと打っていればいいので大した頭は使いません。
ほぼ「無」のこの時間は私にとってとても大事なものです。
以上が理由です。
ですので正直なところ勝敗はあまり気にしていません。
ジャグラーのいい台を打ってるので、毎月だいたい1、2万はプラスですが、少し勝ったり、少し負ける程度ならいいかなと思っています。
これが現在、私の中でのスロットの立ち位置です。